戦う理由―それは、

戦わなければ、いけないんだ

国民を守るためには戦わなければ

このままでは我が国は破綻してしまう

国を守るため、どうしても覇権が

覇権が必要なんだ

中国さんを倒した(あの時感じた寂しさとむなしさを私は忘れない)

ロシアさんを撤退させた(本当に満身創痍の状態だったけれど)

そうまでして、亜細亜の覇権を欲したのは

他でもない国民のためだ

国民に豊かな生活をさせてやりたい

平和に暮らしたい

他国に植民地にされるくらいならば(亜細亜がそれでどのくらい悲惨な状態になったか)

私が日本を、亜細亜を救う

「極東の弱小国が何を思い上がったことを」

そう言われてもいい

「日本だってやっていることは列強と変わらないじゃないか」

そう罵られたとしてもかまわない

今はその意志を知る者だけが知っていればいい

そうして

もしこの戦いに勝って、世界に平和が戻って

長い月日が経った時

ああ、この戦いはこのためだったんだ、と

誰かがふと気づいてくれたら

そんな嬉しいこともないに違いない


そのために

私は己の正義を貫こう




日本には日本の正義があった、という話
2007/05/04 composed by Hal Harumiya